由緒・歴史
樹敬寺は、京都・知恩院を本山とする浄土宗の寺院です。本尊は阿弥陀如来で、脇侍に観音菩薩・勢至菩薩を配する阿弥陀三尊形式をとります。
江戸中期の国学者・本居宣長(1730-1801)一族の菩提寺として広く知られ、境内には宣長にゆかりの人々の墓碑が残されています。宣長自身は松阪の本居家の菩提を弔い続け、没後は遺言により山室山(現・本居宣長ノ宮)に奥墓が設けられましたが、その生涯のうち多くの時間をこの樹敬寺で過ごし、読経・法事に参じました。
見どころ
宣長・春庭墓(国指定史跡)
本居宣長夫妻と長男・春庭(はるにわ)夫妻の墓は国指定史跡。ふたつの夫妻墓が背中合わせに立てられた独特の配置が特徴です。
入母屋造の本堂
入母屋造の屋根を持つ本堂は、伝統的な浄土宗寺院建築の趣を伝えています。
土塀の墓地囲い
松阪では珍しい土塀造りの墓地囲いが残り、歴史的景観として見どころのひとつです。
アクセス
- 〒515-0017 三重県松阪市新町874
- JR・近鉄「松阪駅」から徒歩圏内
- 電話: 0598-23-9680
参考文献
本ページは松阪市観光協会などの公開情報を元に編集しています。本居宣長・春庭墓は国指定史跡のため、参拝の際はマナーを守ってご見学ください。