由緒・歴史
継松寺は、天平15年(743年)、聖武天皇の勅願を受けた行基上人により、如意輪観音を本尊として開かれたと伝わる古刹です。創建時は現在地よりも南方の岡に建てられたため、「岡寺」とも称されます。
天平勝宝2年(750年)、櫛田川の大洪水により堂宇と本尊が流出しましたが、伊勢国司の家臣であった継松法師が本尊を見つけ出し、寺を再興したと伝えられています。寺号「継松寺」はこの継松法師の名に由来します。
戦国期の松ヶ島城築城時、城下町の整備とともに現在の松阪中町へと移され、江戸期には松阪の中心に位置する厄除け祈願の寺院として広く信仰を集めてきました。
見どころ
本尊 如意輪観音像
本尊の如意輪観世音菩薩は日本最初の厄除観音といわれ、厄除け・開運祈願に訪れる参拝者が絶えません。
初午大祭
毎年3月初めの午の日に近い土・日曜日に開催される初午大祭は、三重県内の仏教寺院の祭礼としては最大規模。周辺は交通規制が敷かれ、数百の露店が立ち並び数十万人の参拝客で賑わいます。松阪の春を告げる祭りとして、市民に深く根づいた行事です。
アクセス
- JR・近鉄「松阪駅」から徒歩約10分
- 伊勢自動車道「松阪IC」から車で約10分
- 周辺有料駐車場をご利用ください(初午大祭期間中は交通規制あり)
参考文献
本ページは各寺院公式サイト・松阪市観光協会・Wikipediaの公開情報を元に編集しています。最新・正確な情報は継松寺公式サイトをご確認ください。